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「うわ。ちょっとやべぇかも……」
急に真顔になり、ぶるっと震え上がった健太はなにかを隠すように腰を浮かせた。
俺の腰の上に座りなおし、中途半端にはだけたシャツのなかに手を滑り込ませてくる。
「いまのすっげぇエロく見えた。触っていい?」
「──ッ!?」
涙に濡れた彼の指は、むき出しの肌には毒のように冷たかった。そんなものに心臓の上をまさぐられたら、脳髄の奥底まで痺れてしまう。
体で感じる健太の手のひらは、分厚くて大きかった。関節のくびれが皮膚の薄い部分と擦れる度、ひくっ、と脚が跳ねてしまう。
俺のいやらしくて汚い部分が次々にさらされていく──。
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