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「どーする? このあと飯でもいく?」
「お前デリカシーなさすぎ。鶴見のプリントがグシャグシャじゃねぇか……。ひでぇぞ」
「凛也は繊細すぎ。重要なプリントはまとめてあります」
健太は制服をぱたぱたとはらって立ち上がると、自分の机から大きな茶封筒を取り出した。シワも折り目も無いそれは、きっちり“つるみ専用”と書いてある。
似合っていない金髪をかきあげ、彼はニッと白い歯を見せて笑った。
「クラス委員なんで」
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