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罪もない鶴見を殴った罰として、彼を認識できない両目に変えられてしまったのだろうか──。
そんな幻想を思い描いてしまうぐらい、鶴見はどの部屋にもいなかった。
ここ以外に居場所なんて無いはずなのに。
「どこ行ったんだよ」
前に来たときは床のいたるところにゴミが投げ出されたままだったが、今回は生活感が無い。
食べカスもティッシュも落ちておらず、ベッド周りにマンガが投げ出されていることもなかった。
掃除されたばかりなのかもしれない。
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