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387 目覚めたところでなにも
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◆ ◆ ◆
「──う、ん」
消えていくぬくもりを惜しむように頬を擦り付けているうち、眠り込んでしまったらしい。
窓の外はすでに薄暗く、夜が始まりかけていた。あちらこちらのビルの窓から光が見える。
俺はやっぱり一人きりだった。
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