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「え、えっ! オレらがカノジョほしいってもんもんとしてるとき、お前らはどっぷりと付き合ってたのか!?」
「つーか、健太はカノジョいただろ!?」
「別れてからソッコーで凛也にいった」
「まじか! 裏切り者っ!」
「まー、怒んなって。ほんの一瞬のことだし。なっ」
健太は襟首から俺の手を叩き落とし、いまさら右手をねぎらうようにさすった。手を筒にして、まるで“アレ”をしごくときみたいに滑らせて来る。
「健太……てめぇっ……!」
気味が悪くて俺が自ら離れてしまうと、健太はなおのこと口の端をゆるめて笑った。
悪魔め。
こんなに俺の性癖をむき出しにする必要は果たしてあるだろうか。あっという間に全裸にされた気分だ。
いや、こんなの全裸になったときより遥かに恥ずかしい。もう少しオブラートにつつむなりしてほしい。
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