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ふと思い出して机のなかに手を入れると、いつもの感触があった。
鶴見。
俺が健太たちに囲まれているのに、部屋でひとりきりのあいつはいまどうしているだろう。
早く逢いたい。
早く抱きしめたい。
「あっれぇ? もしかしてそのおにぎりもアレな感じ?」
「昼も夜もにぎられちゃってる感じ?」
「むっちゃうらやましーねぇー」
「うっせぇ。黙れ」
くすぐったくて恥ずかしい衝動は、おにぎりと共に飲み込んだ。
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