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479 どうしようもないキス
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◆ ◆ ◆
「へへっ。凛くん、いらっしゃい!」
鶴見は俺が来るのを知っていたみたいに玄関で待ち構えていた。例の望遠鏡で見ていたに違いない。
お出迎えは、もちろん全裸──ではなく、Tシャツとステテコを装備している。
こいつが制服以外の衣服を持っていたとはおどろきだ。
「あれ? すっぽんぽんがよかった?」
「……いや」
「にあってる?」
「どっちでもねーわ」
上も下も真っ黒で、鶴見の肌の白さが際立っているのは良いのか悪いのか分からない。
やっぱりサイズが合っていないのかダボダボ。肉の薄い体がより強調されて見える。とくにステテコがずり落ちそうなのか五秒に一回は腰まで上げている始末。
だらしない。
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