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「あのさ、ぼく一応は毎日学校行ってるんだよ? 凛くんにおにぎり届けに」
「あ。……そうか。そういえばそうだったな」
「ときどき健太さんに見つかりそうになってけっこう苦労してるんだからね」
おにぎりの裏話を聞かされると、鶴見が急に大人びて見えた。
なにもできないダメなヤツだと思っていた。いまは見違えるほど頼もしくて、次から次へと驚かされる。
だが、胸のあたりがなぜだかぞわぞわするのは何故だろう。息苦しい。
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