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「チューさせてッ!」
「死ねっ」
「凛ひゅんとチューひたら、しゅぐにひにますぅううう!!」
らちがあかない。
今にもベッドに押し倒して、服をいっぺんに脱がせてきそうな気迫だ。
「ぐへへへっ! 凛きゅーーーんっ!」
猛牛みたいな怒涛の攻めを俺は寸前でひらりとかわし、隙きだらけの背中にカウンターを食らわせた。おもいっきり突き飛ばして、ベッドに顔面ダイブの刑。
やわらかなマットレスと濃厚にキスをした鶴見は、半べそをかいて「ごめんなしゃい。調子に乗りまひた」とソッコーで謝罪。
だが、俺はほとほと呆れていた。
なにも言わず、回れ右をして玄関を目指す。
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