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「で、でも、い、イッ、いま嫌だって……!」
「俺からはいいんだ。テメェからは指一本も触んな」
「えっ、えっ、……アッ!」
ためらいながらも遠慮なく俺の背中に腕を回そうとしていた鶴見はその瞬間、ビクッと硬直。
「俺に触ったらブッ殺す」
「ああんっ……、理不尽っ……」
口が裂けても言えないが、俺だってずっと鶴見をこうやって腕いっぱいに抱きしめたかった。今日はずっとそのことばかり考えていた。
だが、実物に会うとその気持ちが薄れてしまうのは何故だろう。
「凛ひゅん……ああん……凛、ひゅ……」
──キモいせいだ、絶対。
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