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「かわいいっ」
俺がされるがままに嬌声を垂れ流しているのに対し、鶴見はハァハァと吐息を漏らすだけ。
時折、苦しげにつばを飲んだり、俺を抱き直して甘い鼻声をもらしたりする。
すがりつく俺の指が滑ってしまいそうになるほど、白い背中がじっとりと濡れている。熱くて熱くてたまらないのだろう。
「凛くんっ、きもちいいっ! ああっ、凛くんっ!」
首筋にそって流れる大粒の汗は毛先を濡らし、官能的で美しかった。
「つる、み! 俺っ……お、れ……」
「そんなにきもちいいの?」
「アっ!」
返事どころじゃない。
どうしてコイツが俺のイイところをちゃんと探り当てられるのか信じられなくて、無意識のうちにボロボロ泣いていた。
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