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「好き……だ、っ、るみ……」
「うん……、ぼくも、ぼくも凛くんが、好きっ」
「お前は、好き好き言い過ぎ……、意味なくなってんだ……ばかっ」
「ごめんなさいっ! でも、大好きなんだもんっ」
俺のなかにとどまっている雄の存在を誇るように、腰をすりつけてくる。
「はははっ。ばかやろー……」
信じられないぐらいに硬い。
辛そうな呼吸に合わせて、ぴく、ぴく、と脈動している。いま俺のなかにいるのが、紛れもなく鶴見自身だということを感じさせられてしまう。
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