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愛していると気づいてから初めてする行為。押し寄せる快感はまた引かない。こんなものじゃ終われない。
逢うことのできなかった時間を埋めるかのようにぴったりとくっついた。一秒たりとも離れない。離れてくれない。
「凛くんっ、すきっ! すきっ!」
俺のことになると、本当にこいつは器用だ。鶴見自身が思っているより、よっぽどちゃんとしている。
でも、そのことに気づかなくていい。
こいつの極端な才能を知っているのは、俺ひとりでいい。誰にも潰されないよう大切に育てて、いつか鶴見の未来に役立つようにしてやりたいから──。
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