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【デザート】鶴見、初めての×××!※
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※デザートですので、本編読了後にどうぞ
週末は鶴見の部屋で過ごす。
金曜にそんな約束をしたそばから、一番下の弟が熱を出してしまった。
病院、薬、看病、食事、その他すべての家事をすませて、鶴見のもとへ行けたのは日曜の夕方。
「すまなかったな」
「う、ううん」
「さびしかったろ」
「……」
口の動きは『だいじょうぶ』だったが、ぱくぱくと空振りに終わった。声が出ていない。
気を遣いたい気持ちはあるものの、本心じゃないことはやっぱり言えないようだ。
素直なのは悪いことじゃない。
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