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デザート13
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「ほら、次。反対」
掻き出したものを尖端のホワホワで拭って、鶴見の肩をぽんと叩いて合図。今度はお待ちかねの内向き──もとい、対面だ。
「おい。どうした?」
何度合図しても姿勢を変えてくれない。あんなにガチガチだったのにまさか眠ってしまったわけじゃあるまい。
「鶴見?」
「……うっ、う、う……」
よく見ると鶴見は俺のヒザにしがみついたまま、ボロボロと涙を流していた。
顔じゅうクシャクシャの真っ赤。
鼻水までもが真横に流れて、左耳がしっとり濡れていた。
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