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バレンタイン7
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「ううっ」
鶴見はチョコが溶けてしまいそうなぐらいぎゅうううっと握りしめ、潤んだ目で俺を見上げてくる。
その頬はホカホカのゆでたてみたいに真っ赤だ。
「うれしい。凛くん、そんなにぼくのことを……」
「ばかっ、勘違いすんなよ。こんなの100%ついでの義理だかんなっ!!」
「ふぇえええっ!? じゃあ残りの900%にこめられてるのは海より深い真実の愛!?」
「なんでMAX1000%なんだよっ!」
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