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一滴だって逃さずに、強く強く吸い上げた。口の中でじゅくじゅくと下品な音を立てて飲み込む。
凛くんが抱えきれない辛い記憶は、ぼくのお腹のなかに入ってくればいい。
ぼくはバカで鈍感だから、いくら飲んだって平気だ。
「……つる、みッ! もぉ、……吸うの、やめ! 俺、イった……ばっ……、かはっ!!」
ぼくは凛くんのためにやっているのに、凛くんはぼくを嫌がる。
「ひぃいいいい」
暴れん坊の手足を抑えつけながらしつこく吸い続けていると、少し遅れておかわりのジュースがピュウっと放たれた。
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