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「……でもっ、でも……、凛くんのおしり、とってもかわいいっ……」
「ははは。ありがとよ」
こんな状況でそんなとこ褒められたって、ちっっっとも嬉しくはない。
だが、ほどよく肉厚で、弾力があって、かたちも良いことは自覚済みだ。いつまでも情けなく丸出しにしているわけにはいかない。
鶴見はいい加減、俺を自由にさせるべきだろう。文句の一つも言ってやろうとしたときだった。
「──ひぃっ!?」
俺のなかに中途半端に挿れられたままだったそれがなんの遠慮も無しに、ぐいっ、と押し込まれた。
抜いてくれるとばかり思ったのに、どう考えても奥めがけて突こうとしている。
「はっ……!? おまっ……なにし、て……」
「あっ、あのね、凛くん。も、もしかしたら、いま言うことじゃないのかもしれないけど……ぼ、ぼ、ぼく……」
弱気な口ぶりとは裏腹に、ぐいっ、ぐいっ、と無理やり掻き分けてくる。
「ずっとずっと凛くんのことが好きだった!」
──マジでいま言うことじゃねぇっ!
心の中で、おもいっきりツッコミを入れてしまった。
怒鳴りつけてやりたい衝動が頭に血をのぼらせ、憎しみへと変わる。だが、やわらかな内側の肉を歪められるたび、痛みが感情をこえてしまう。
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