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「──いい加減にしろ! テメェらッ!」
いてもたってもいられずに飛び出した俺は最も早く振り向いた左の坊主の顔めがけ、拳を振り上げる。
ぺきん、とプラスチックの板が折れたような感触と共にだんごみたいな鼻頭がひしゃげた。
悲鳴をあげながら倒れていくクズと飛び散る赤い雫をとても冷静に見送った。
加減はしたはずなのに、思った以上の力が入っていたらしい。
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