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そうだ。すっかり忘れていたが、俺はこいつらに一つ聞かなければいけないことがあった。
「お前ら、昨日はよくも好き勝手やってくれたな。卑怯なマネしやがって」
俺が前に鶴見を助けたときも相手はこいつらだったのだ。
だとすると昨日のトイレでの件も紛れもなく、こいつらの仕業に違いない。
「……はッ! はあ!? なんのことだよ」
「知らねぇって。おれらじゃねーし」
「そう! そう! 違うって」
「知らばっくれても罪が重くなるだけだぞ」
「違うって言ってるじゃねーか! 信じてくれよっ」
潰れた鼻をおさえながらワーワー喚くクズを無言のままに睨みつける。
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