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「んっ、はっ...」
ズボンを下ろして完全に自慰をする体制に入る。
やっぱり利き手じゃないとやりにくいな、なんて思いながらも岡本を思い出しながらしているという背徳感が興奮剤になっていて、達しそうになるまでそう時間はかからない。
「...んっ...」
そう言えば、岡本はここを弄ってたなって思い出して、おもむろにシャツをめくる。
女の子なら触るかもしれないけど男の俺がそこを弄るきっとおかしい、って分かるのに左手は突起に触れていた。
そこを触ることによって快感を得られているわけではなかったけど、ムズムズするようななんか変な感じ。
「あぅ、...おれ...へんたい...っ、みたいじゃんっ...」
みたい、じゃなくてこんなのもう変態そのものに違いない。
「ぃ、...くっっ!」
ベッドサイドに置いてあるティッシュを取って自慰は終わった。
「はぁ、駄目だ...。こんなんじゃもっと普通にできないよ」
自慰を手伝ってもらった気まずさ+彼をネタにしてしまったという罪悪感。
今でも普通に顔合わせができないのにこれ以上酷くなってどうすんだよ!
今は何にも考えたくないから、お昼から寝た。
休みの日だし、ちょっとくらいダラダラしても問題ないよね。
目が覚めた時には、外が暗くなり始めている頃だった。
「お腹空いた...」
そう言えばお昼も食べてなかったんだっけ。そりゃお腹空く。
レトルトのストックを眺めてよし、親子丼にしよう!って思ったけど、やっぱり辞めた。
何を思ったのか知らないが、急にオムライスが食べたくなって、学校帰りに岡本と買いに行った食材のあまりで作ろうと思った。
けど、出来上がったものはちょっと形が歪だ。
「料理は見た目じゃねぇ!味だ!」
味がいけるなら全て良し、と思っていたけど肝心の味はケチャップライスのケチャップが多すぎたのか酸味の利きすぎた味の濃いオムライスが出来てしまっていた。
「食べれなくもないけど...、あー、岡本の作ったやつはもっと美味しかったなぁ」
初日にオムライスをぱぱっと作ってくれたから、俺もそんなふうにすぐ出来ると思ったけどそう簡単にはいかなかった。
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