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グチュグチュと卑猥な音が耳元にも聞こえてしまう。
岡本の中指が俺の中に入ってきて、ゆっくり溶かすような動きをしたあと、いい所を掠めるように抜き差しを繰り返される。
「ふ、...んっ...ん...」
気持ちいいのか、どうなのか俺にはよくわからないけど声が自然と出てしまう。
岡本の肩口に顔を押し付け、声を漏れるのを防ぐ。
座っている岡本の足の間に膝立ちの俺。
見られるのが恥ずかしいと言ったからこの体勢だが、足がぷるぷる震えてきてしまって膝立ちすらもできそうにない。
岡本に完全に体重を預け、もたれ掛かった。
「もう1本、入れるね」
指が宛てがわれたのが分かった。少し怖いと感じたけど、痛くはなく、中を押し広げられる感覚が強くなった。
「や、...っ、ぁ...んんっ」
岡本に回す腕の力が強まる。
「痛く...はないか...」
「ひぅ、...ぅあッ...」
頭は戸惑っているけど、身体は快感を捉えてしまう。
もっと、と言うかのように奥がジンジンしてきてもどかしい。
「まことぉ、も、もぅ...い、い...!...ヘンっに、なるッ」
2本の指が俺の中を暴れ回る。
最初はきつかったそれからも、だんだんと快感に変わってく。
「んっ、...はぁ、もっ、...ッ」
切ない。
奥が、...おかしい。
後からの強い快感を逃そうと、腰が前に前にと動く。
俺の身体は岡本とピッタリと密着していて、岡本の中心が大きく固くなっているのがわかった。
閉じていた瞼を開けて岡本の顔を盗み見る。
岡本は少し苦しそうに息を荒らげ、興奮しているのが分かった。
俺で、こんなになってんだ
その事実が見るだけでよく分かり、恥ずかしいけど嬉しいような喜ばしいようなむず痒い感覚。
この人なら、怖くない、かも...
「ま...とぉ...もっ、これ、入れてッ...、いぃ、よ」
首に回していた腕を、ズボンの中で窮屈になっている部分に触れる。
「結衣...、でも」
驚いたからか、俺の中で自由に動いていた指がピタリと止まる。
「俺、怖くないよ。岡本が我慢してるの...申し訳ないし...」
「結衣...」
唇に軽くキス。
「ひゃっ、んんっ、いきなりっ...やっん」
止まっていた2本の指が、俺の中でまた動き始める。
「あと一本、我慢してね...」
「ぅあ、...ん゛っ...」
流石に3本はちょっときついけど、痛くはない。
これなら大丈夫、かも。
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