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兎赤【発情期になると泣いちゃう系赤葦君】
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赤葦と番になって、一緒に住み出してから、
発情期中の赤葦の、意外な一面を見ること出来た。
【発情期になると泣いちゃう系赤葦君】
赤葦京治は、オメガだ。
そしてオレ、木兎光太郎は、赤葦京治の番でアルファだ。
俺と赤葦は一緒に住んでいる。
でも、いつも俺が試合や遠征でいないことが多いから、今日は赤葦を甘やかしてやろうと思った。
幸い、明日は俺も、赤葦も久しぶりのオフ。
赤葦も発情期はまだだと言っていたのに………
「ただいま。………って、赤葦?」
家に帰ると、もう夜なのに、暗いままの部屋と漂ってくる甘い香り。
「あー……発情期か……」
とりあえず、俺は薬を飲み、赤葦がいるであろう寝室に、足を運んだ。
寝室に入ると、ベッドの周りに並べられた沢山の俺の洋服たち。
その真ん中に、包まれるようにして、赤葦が眠っていた。
「あーあ、これどうしよう。」
とりあえず、自分が着るために、パーカーと、スウエットを取る。が、それは弱々しく、赤葦に掴まれてしまった。
「起きたの?」
俺が顔を近づけると、寝ぼけているの赤葦の顔が、みるみるうちに青くなっていった。
と思ったら、次は赤く染まって言って、小さく嗚咽が聞こえてきた。
「ッ、ごめんなさい……ごめんなさい……!」
赤葦は掴んでいた洋服を離し、ボロボロ涙を零し出す。そして、自分の作った巣を壊し出す。と言っても、あまり動けないらしく、周りの洋服を必死にベットの下に落とすだけだった。
「おい、ちょっと落ち着け!」
俺が大きな声を出したのが間違いだった。
赤葦は俺の声に驚き、涙がさらに零れてくる。呼吸もだんだん荒くなってきた。
「ヒュ、…ケホッ、…」
「……チッ……」
自分の不甲斐なさにいらつきながら、とりあえず赤葦の呼吸を落ち着かせることに集中する。
「けいじ、ゆっくり、息吐いて?」
「ヒュ、はーっ、はーっ……」
「よし、いい子、」
段々落ち着いてきた赤葦を抱きしめて、頭を撫でる。
「ごめんなさい、めいわくかけて、ごめんなさい……もう、しないから、ごめんなさい……嫌いにならないで、」
「京治?」
赤葦は、独り言のように俺への謝罪を繰り返している。
俺はそんな赤葦を抱っこして、俺のパーカーを被せてやる。
そして、ベッドの下に落とした俺の洋服を、ベッドの上にあげる。
「大丈夫、迷惑なんて、思ってない。愛してる。大好き。」
「んッ、」
そう呟きながら、赤葦の頭を撫で続け、キスをしてやる。
赤葦は満足そうに目を細め、少し落ち着いたようだ。
「こうたろうさん、好き、………」
そこからの赤葦の可愛いこと!
俺の肩に顔を埋め、とっても嬉しそうに匂いを嗅ぐし、俺のナニに赤葦のソレを擦りつけてくるし………
正直、結構早い段階で限界が来た。
「けいじ、……」
「こうたろうさん…もう、我慢できないッ…!」
部屋中に、甘い香りが充満する。
「ん、やぁ、そこ、もっとぉ…」
「んー?ここー?」
「んひぃぃい!や、だめぇ!♡」
「えー?どうして?♡」
いつもより甘えん坊な赤葦に鼻の下が伸びまくりつつ、俺は赤葦のナカに指を入れ、前立腺を擦る。
いつもより柔らかく、熱いソコから俺の手がヌルつくほど愛液が零れてきて、とても気持ちよさそうだった。
「こうたろ、さ、はやくっ…もぉ、」
長い時間焦らされた赤葦は、腰をゆらゆらと揺らし、俺の首に抱きついたまま、熱い吐息を漏らしている。
「じゃあ京治。自分で入れて動いて?」
「ッ、いじわる!」
今日はとことん、赤葦を虐めたい気分だ。
ニヤつく俺に、赤葦は悔しそうに顔を歪めるが、自分の尻を大きく開き、ソコをひくつかせ、俺のそそり立つ肉棒にあてがう。が、
「んぅっ!…ふぇ?」
「あーあ、入らなかったね?」
俺は赤葦が腰を下ろすタイミングで、自分のソレをずらした。なので、赤葦の尻を撫でるようなふうになる。
「やァ、いじわるぅ……」
「んー?何のことー?」
とぼける俺に、赤葦は焦れたようにキスをして、自らの指を自分のソコに入れていく。
「んぁ、あぁッ…んぅぅぅ…!」
「けいじ、」
「いじわる、やらァ……きもちいいの、いっぱい、してぇ…♡」
切ない声で、耳元で囁かれたらもうダメで。
「ッ、覚悟しろよォ?煽ったのはけいじだからな!」
「はやくっ…!」
俺は、自分の肉棒を京治の赤く熟れたソコに、一気に奥までぶっ挿す。
「んぅぅぅ♡!やッ、!らめぇ!イっ、てるからァ!」
勢いよく射精をした赤葦の精子が、俺の顔にまで飛んでくる。
「可愛い……もぉ我慢できない!」
俺は激しく腰を打ち付けて、赤葦のいい所をガツガツ突いていく。その度に、赤葦の口からは悲鳴にも似た嬌声が上がる。
「やっ、ダメ♡!でちゃう…!おしぉ♡ふいちゃ、あ、だめぇ♡!」
「いいよ、沢山出して?」
一際奥を打ち付けた瞬間、赤葦のソレから勢いよく潮が吹かれ、赤葦の身体が痙攣する。
「はァーっ、」
「けいじ、ごめんけど」
オレまだ、イってない♡
俺の一言に、赤葦の顔は絶望と期待に染まる。
ゆるゆる動かしていく、その腰の動きが止まったのは、外が明るくなり始めてからだった。
翌日、昼頃に起きた赤葦くんの周りには、
愛しい番と、その番の匂いがたっぷり染み込んだ洋服たち。
そして、可愛い番の寝顔があった。
❦ℯꫛᎴ❧
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