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美しい姉
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楽しい食事を終え、るりとクロードは洗い物は頼んだ!と言ってどこかへ行ってしまった。
まあ、いっかと思い洗い物をする。昨日あんなに痛かった足首は少し痛く無くなった気がした。
洗い物を全てし終わって、ソファーに座る。
リビングにある時計で時間を確認する。時計の針はまだ7時12分。いつも学校に行く時間は7時40分。遅刻になるのは8時30分以降、家から学校までは車で20分程度なので、ギリギリに家を出ても間に合うのだ。
とりあえず何もすることがないのでソファーに座ってみたが、本当にやることが無い。洗濯物はクロードがしてくれたみたいだし、掃除もるりがしたらしい。
「ひ、ま、だ、なー」
何となく声に出してみる。が時間が早く進む訳もない。
大体こんな時間にいつも起きてないし、朝ご飯もあんなに沢山食べないし、お腹いっぱい。
やはり、1人で暮らしていると食事というものは簡単なもので、朝ご飯なんておにぎり1個で十分だ。
今度はスマホを開いて、チャットアプリを開く。伊澄先輩とのチャットを開いて既読が付いていないか確認してみる。
やっぱり、既読……ついてない…
ここまで無視されると何かクるものあるな…ちょっと何か送ってみる…?
いや、本当にスマホ見てないだけかも…?
うーーん………どうしたらいいかわかんない………
うーん、と悩んでいると背後からるりに声をかけられた。
「う?何?るり姉ちゃ……………」
振り返るとそこに居たのは思いっきりオシャレをしているるりだった。
「何、その格好ーー!?」
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