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美しい姉 3
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車取ってくるねと言って車庫からるりが車に乗って出てくる。
そして運転席の窓を開けて言った。
「さー、乗って乗って!」
「何この車…………」
昨日から何度驚いているんだろうか…驚きすぎてもう大きな声も出やしない。
家の門の前に駐車された外車。つまりは高級車。
真っ赤で車高の低い車。ボンネットの先に付いた高級車の目印であるロゴマーク。車にはあまり詳しくないけれどこの車は知ってる。名前は確か、シボレーコルベット…だったと思う。見た目からもわかる、スポーツカーだ。
「ひばり、乗らないの?遅刻しちゃうわよ?」
何でもない顔をしてるりとクロードは車に荷物を乗せていく。
他の生徒は高級車が殆どだけれど、いつもは国産車で送迎をしてもらっている俺が、突然こんな高級車で学校に行けばみんな驚くに決まっている。
るりが居るのは少しの間だし、そのくらいの期間なら目立ったくらいいっか……江口さんは迎えに来てくれなさそうだし
「う、うん…」
渋々後部座席に乗り込む。助手席にはクロードが乗っている。
「みんな乗ったわね!それじゃあしゅっぱーつ!」
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