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3.話し合い
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異変に気がついた臣と左京と監督は談話室で話し合いをし始めた。
「密さんの”風邪”なんか変じゃないですか?」
「やはり伏見もそうも思うか。…御影の高熱で一向に下がる気配がない。」
「私何だか嫌な予感がします。胸がざわざわする。」
3人でどうしたものかと話し合いをしているところに一成が談話室に入ってきた。
「おつぴこー!あれれー?監督ちゃんにフルーチェにおみみじゃん!何やってんのー?」
「あ!一成くん」
「おい。御影の調子はどうだ」
「…変わりない。高熱のままだね…」
「そうか。」
「密さん本当に風邪なのかな…」
「?おみみそれどーゆーこと??」
「え、ああ、だって一向に熱が下がる気配がないだろ?だから本当に風邪なのかなって思ってな…」
「んー、でも病院行った時は風邪って言われたんだよね?」
「そうなんだが…」
「あ!そーいえばー…」
「「「???」」」
「なんかねー聞いた話だと、熱出した日もなんか変だったらしいよー。」
「え、一成くんそれってどーゆー…」
「あー、俺も詳しい事は知らないんだよねー。ありりんとかに聞いてみたらー?」
「そっか!誉さんだったら同室だし何か知ってるかも!私早速誉さんに聞いてみる!」
そう言っていづみは椅子から立ち上がり、机に背を向け談話室の扉の方へ向かった。
「監督さん、俺たちはここで待ってるからな」
「はい!わかりました」
「なんかわかんないけど頑張ってねー」
「うん!一成くんありがと」
「いーえー。ひそひそのためだもんね!」
「そうだね!じゃあ誉さんの所へ行ってきます」
そう言っていづみは左京たちを残し談話室を出た。
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