アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
嫉妬と残酷 そらる×まふまふ
-
まふまふ Side
天「ん……」
「大丈夫ですか?」
天月が起きた。
これからどうしようかと天月が寝ている間に考えていた。
天「これから…どうするんですか?」
「このままの関係だと僕と天月くんがあう度に天月くんが死んでしまう。だから…僕と2人で逃げましょう。僕がこの事を知ってしまって、好きだけど…付き合えない。怖いから。だからそれしか……。僕が逃げた事で天月くんがまた殺されてしまうかもしれないし……。」
考えた最終結果だ。
もう2人で逃げるしかない。
そらるさんが怖い。
逃げたい。
でも……サヨナラは少し…嫌だな…
逃げたら天月くんが危ない目にあってしまうと思う。
それなら、2人で逃げてしまえば良い。
「迷惑な話ですど……。」
天「良いですよ。」
「え…」
天「それしか無いんですよね?なら、そうする以外に道は無いです。」
「あ……。…ほんと…ごめん。僕らのことに巻き込んでしまって…」
天「いえ、僕、これからまふくんと居られるなんて嬉しいですよ。だって、まふくんのこと、好きですもん。だから、喜んでお受けしますよ」
少し、怖く感じた。
怖い言葉じゃないのに。
天「これかららずっと一緒に居ましょうね。そらるさんから逃げる為に。」
「は、い。」
そう。そらるさんから逃げるための事だ。
天月くんが僕のことを好きなのは関係ないはず…。
それから少し準備して、そらるさんから逃げる為に、
遠いところへ2人で逃げた。
そらるさんからの連絡も遮断した。
だけど、歌い手とかの活動を辞めるのは出来なかった。
勿論️、After the Rainは終わってしまったけど。
ーーーーーーーーーーー
でも。
薄々気付いていたと思う。
そらるさんは嫉妬深いと、
ヤンデレだと……。
でも僕はそんなそらるさんも好きだった……。
今は…
「何しているんだろう…」
?「君を攫いに来ているよ」
「え…」
両方の肩に手を乗せられビクッとする。
声には覚えがあった。
「そらるさん……!」
そらるさんの存在は、
怖かったけど、愛おしくて。
相棒だったけど、恋人で。
ずっとそばにいて欲しかった人で。
でも、僕は逃げ出してしまった。
そらるさんが怖く感じてしまったから。
僕が居なくなったあの日、
そらるさんは苦しんで、悲しんで、
事を忘れる為にクスリを飲んで、
記憶を消したと言う。
道を間違えなければ、
これからは平穏な日々を送れるはずだ。
そう願って。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天月Side
天「なんですかっこれは……!!」
天「ふざっけんな……ぅ……ぅあ…」
手紙が来た。
それはまふまふからの手紙で、
書かれていた事はこうだった。
[手紙]↓
「ごめんね、天月くん。
そらるさんから逃げたあの日、
天月くんは僕に告白してくれたよね。
僕は、あの時そらるさんが怖かった。
でも、あの時、天月くんも少し怖く感じたんだ。
なんでだろう……。
天月くんは、僕の良き友達で、
僕の良き親友だった。
だから。付き合えないよ。
僕の天月くんに向けての好きは、友達の好きだから。
親友以上に思えなくて…ごめんね。
怖く感じてしまって……ごめんね…
告白の返事、出来なくて…ごめんね。
今更で…ごめんね。
僕達と仲良くしてくれてありがとう」
天「何がごめんだ…ありがとうだ……ふざ…け…な…」
泣いていた。
嫌だった。
情けない自分が。
連れ去って逃げられて、一緒に居られて嬉しかった。
でも、気付いていた。
彼は逃げ出してから笑みを零すことが無くなった事に。
やっぱ僕じゃ駄目だったんだと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本当は逃げ出して〜なんたらかんたら
で終わらせるつもりだったんですけど、
続き書きたくなりました(´∀.`)テヘッ
話混乱してるので後々修正を重ねます(笑)
今回長くなってしまいました……。
スンマセン.
てか次回書いたらもうネタ切れすると思うんですよね。
リクエストください!!
出来る限りはちゃんと書きますので!!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 51