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恋はとても難しい まふまふ × そらる
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まふまふ Side
9「そんでな。天月くん、滑って転んだんやで。おもろいやろ……って、話聞いてる?」
ま「あ……うん。聞いてるよ、面白いね…はは…」
9「元気無いなぁまふくん。大丈夫か?」
ま「うん…大丈夫。」
96ちゃんと話していると胸が痛くなる。
辛い。
愛想笑いでも笑っていないと涙が出てきそうだ。
開きそうになっていた蓋が、
再び閉まってしまった気がする。
その蓋を開けようするのは、
もう、むりだろう。
変わるのは、難しい。
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そらる Side
そ「…本当に付き合ってたんだ……」
96猫とまふまふが、中庭でご飯を食べながらはなしていた。
それを3階の廊下から見つめる。
なんでか、胸が苦しい。
これが嫉妬というものか。
でも、周りからは楽しそうに話しているように見えるが、
話しているのは殆ど96猫から一方的に話しているだけで、
まふまふは相槌を打っているだけだ。
愛想笑いをしているだけだ。
俺には分かった。
そ「俺にもチャンスがあるのかもしれない」
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