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あの時の温もりを思い出すと
体に熱が灯る
「…ん、」
達哉が触れた頬、フェイスライン
そして---
………っ!
胸元を開け、小さく起立した乳首に触れる
内股を擦り合わせると、シーツの擦れる音がやけに大きく聞こえる
……ダメ
感じちゃ……
チラリと達哉を見ると
変わらずそこに背を向けて座っている
最後に肌を合わせてから
もうふた月は経っている
『若葉の体に触れていいのは、俺だけだから 』
そう言ったのに…
……はぁ、はぁ、
体が、達哉を求めて
……熱い……
学校の教室に入る
シャツの第二ボタンまで外し、鎖骨が露になった姿で鞄を机の横にかける
「…何か、甘い匂いがする」
すぐ近くの男子がクンクンと辺りを嗅ぎ始めた
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