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闇世 ここはどこ!?
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「起きたかい?」
低くて優しい声が部屋に響いた
なんだろう まただ、懐かしい
「鬼龍様..!?またこんなところにいて大丈夫な
んですか?」
「心配はいらないよ、区切りのいいところまで仕
事はおわしてきたさ」
「ならいいんですが…
あっこちら、この家の主人で、鬼龍様です」
この人も随分と顔が整っている。
この人の血のような赤い目に吸い込まれそうだ
「っ、はじめ、まして」
「はじまして、じゃないんだけどな。
まっ良しとしよう、記憶が完全には戻っていな
いようだ」
はじめましてじゃない?てことは前に会ってる?
このひとも春日さんと同じで角が生えている
やはり人間ではないのだうか
「春日、ここのことに関して説明はしたか?」
「いえ、それがまだでして...」
「はぁ...まあ良い」
「あの~ここは一体。」
「俺が説明する」
キセル
その、鬼龍と呼ばれる人は懐から長い煙管を取り出した。
とても絵になっている
そして、鬼龍は淡々と語った
「ここは闇世と呼ばれている。お前達人間と
は別の世界と言った方がいいだろうか」
「闇世には"妖怪"呼ばれる者しか住んではいな
い、もちろん俺も。そこにいる春日もだ
でも稀に人間もいる。妖怪が地位をあげるため
に人間を使うこともあるのだ、単に恋が芽生え
て、という例もあるがな」
「ついでに言うが、ここは中心地にある城に対し
て東西南北をおさめる妖怪がいる
そして、その東側を管理しているのが俺だ。、
ざっと説明はこんなもんだろ」
俺は放心状態だった、いや、そうなることしかできなかった。
聞きたいことがいっぱいありすぎて言葉が出ない
鬼? 闇世? 妖怪?
いやいやいや、ありえない。
そんなものは非現実的だ、
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