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「んっ....」
いつもより若干重い瞼を動かした
目の前には鬼龍さんの顔がある
一瞬現実に目をそらしたくなるが、この間のように慌てふためいたりはしなかった
前よりは親交が深まったのではないだろうか
裸のお付き合い的な感じで....!
昨日の晩はそんなあまいものではなかったようだが。
まだ外は明るいようだ、部屋は何かの仕掛けで暗くなっているようだがこっちの世界では明るいうちが休息の時間で暗くなり始めてからが賑わいはじめる
だから今はまだ、起きるのには早い時間というわけだ
少しだけ体を起こしただけなのにぬくぬくとしたあったかい体温が布団の隙間からの風で肌寒かった、しかも裸で寒さ倍増。
俺は急いで布団の中に入るとちょうど目の前に鬼龍さんの胸があった
俺のよりがっちりしていて、少し顔を近づけると鼓動がきこえてくる
ちゃんと生きている
なぜかそんなことにほっとする俺
ダメだなーと思いつつも鬼龍さんの胸に手を当てて顔を埋める
これだけで心が落ち着く
俺はテンポのいい鬼龍さんの鼓動をききながら、また浅い眠りにつくのだ
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