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「...よし、全員いるな
これからの予定は17時から夕飯の準備な。それまではその辺探索したり好きにしていいぞー」
先生から解散の合図がかかりみんなそれぞれバラケていく
俺も衛のこと行こうかな
「ねぇ!」
そう思って歩こうとしたら裾をくいっと引っ張られた
「...なにかな、ユキ」
入学式の時から、コイツはなにかと俺につっかかってくる
とくに衛と一緒にいると必ず間に入ってきて俺達の会話を無理やり中断する
「この後ってなにか予定あるの?私誰とも約束してなくってね?良かったら一緒に行動しよ?
衛くんも一緒でもいいからさ」
...なんなの本当に
俺は衛と2人で過ごしたいのに
「いや、衛と川に行くって決めてるしメイク落ちたらユキ嫌だろ?ほかの女子のところに混ぜてもらえよ」
「このメイク防水だから平気なんだ~」
ちっ、他になにか良い言い訳はーーー
「あれ、2人で何話してんの?」
俺が衛のところへ行かなかったから来てくれたのだろう
目で衛に救いを求めると、衛はなるほど、と言った感じで頷いた
「ユキも一緒に行動することになったの?」
目と目で会話しようぜ衛!
「うん!そうなの!よろしくー!」
このチャンスを逃すかとユキが一気に畳み掛け、3人で行動することになってしまった
...なんとかしてユキを撒いて2人にならなきゃ
ん?俺なんで衛と2人になりたいんだっけ
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