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少しして走るのをやめ、砂利道を石を蹴りながら歩く
ユキへのあの反応は自分でもびっくりした
反射的に手が出てしまったのだから
あれは...あの時俺が考えたことの意味はなんだろう
今まで友達がいなかったから、大切な友達を取られると思ったから?
でも衛以外にも友人はたくさん出来た
他の人でもあんな風になるかと言われると、そんな事はない
じゃああれは...嫉妬?
俺は守るに気安く触るユキに嫉妬してたのか?
つまり俺は衛が.........
え?でも衛は男で、当たり前だけど俺も男で
頭がこんがらがってきた
その場に座り頭を抱えていると、衛が追いかけてきた
「ち、ひろ...用って...なに...?」
息を切らせながら顔でこちらを見てくる
「お、俺なんか体調悪いっぽい...からさ、部屋戻るから!」
そう言って俺はその場からまた逃げ出した
「え、千尋!?」
衛が俺の名前を呼んだ時、胸がどくっと動いて顔が熱くなる
なにこれ、自覚した瞬間にこんな風になんの?
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