アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
19
-
なんで衛はこんな事聞いてくるんだ?
しかもキス、とか
衛は俺のことが好きなのか?
じゃなきゃキスとかしないよな、な?
なら、正直に答えてもいいのかな......でも、もしも俺の思い違いなんだとしたら恥ずか死ぬし!!
「えっと......」
「顔真っ赤にしながら迷うってことは、恋愛としての好き、が答えってことでいいの?」
俺が返答に迷っていると、衛が顔を近づけてくる
そういえば押し倒されたままだ
衛にどいてもらい、俺たちはベッドに座り直す
「あ、えっと、衛は俺が恋愛として好きなの?」
「好きだよ。出会った時からずっと」
「っ、」
反則だろ、そんな嬉しそうな、大切なものを見る目で微笑んでくるなんて
「まだよく分かんないんだよ、さっきユキと腕くんでるの見てイラッとしたりとか、嫉妬?的なものはあったから好きだとは思うけど、それが恋愛かどうかはまだ分からない
ただ、衛のことはほかの友達よりは好き、だよ」
恥ずかしくて顔を見れず、俯きながらそう答えると
顎をグイッと上にあげられ、またキスをされる
今度は口が重なるだけの優しいキスだった
「今はその言葉だけで嬉しいよ
大丈夫、ハッキリ恋愛の好きになるように俺が惚れさせてみせるからさ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 19