アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
振られてないです
-
「あ、椎木、そう言えばあの手紙の子と会えたの~?」
放課後、教室を出ながら森川が聞いてくる。
「どう、かわいかったの?お??」
俺の肩に手を回してニヤニヤしながら聞いてくる原田。
「それな~どうだったの~??椎木ちゅ~ん」
「葉山しね」
「いたいっ」
ぷぷぷ、なんて馬鹿にしやがる葉山を殴る。
「え、ダメだったの?椎木もしかして振られたの?」
「え、振られちゃったの?椎木くんモテ期終了?」
森川と原田まで馬鹿にしてきやがる。くそ。
「うっせぇ!!!俺は振られてねぇ!!!」
ニヤニヤしてくっついてくる3人を振り払って階段を降りる。
「椎木ごめんって~そんな怒んないでよ」
「椎木ちゃん女の子紹介しよっか?」
「やだ!なんか葉山からは紹介されたくない!」
「なんで!!」
なんて騒いでるうちに下駄箱に着いた。
「よしっ!じゃあ椎木今日はファミレス寄ってこうぜ!俺らが奢ってやんよ!!」
原田がそう言ってニカッと笑う。
「原田ァ~!!!!!!」
「あっごめん、今日はナルミちゃんと用事が」
葉山タヒね
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 15