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甘く、甘い【BF】
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「ん・・・・んぅ・・・・」
「・・・・・っは」
さっきから、もう5分も、ベルセンパイに唇を離してもらえない。
あまりに熱いキスに、頭がボーっとして最初の方の会話が思い出せない。
ひとつわかっているのは、
ミーはいつもどおり部屋にいて、ベルセンパイが来て、なにか・・・会話しているあいだに、
そういう雰囲気になって、
なんだったか・・・ミーが大人のキスは苦手だとか言って、
それで・・・・練習から・・・・・・どれだけ息が続くか我慢比べになって。
それから、さっきから5分もキスを繰り返している。
「・・・ン、・・・ふっ・・・・・ぁ・・・・」
時折、口からこぼれる吐息。
ベルセンパイと何度も何度も角度を変えて、舌を這わせてキスをする。
まるで外国映画のキスシーンみたいですねー・・・。
熱くて、熱くて。
だんだん思考回路がおかしくなっていく。
ミーは気付くとベルセンパイの首に腕を回していた。
いつの間にかベッドに押し倒されているような状況で熱っぽいディープキスを交わす。
「ン、・・・は、ぁ・・・・んんっ・・・・・・」
最初は苦しくてたまらなかったのに、この熱が気持ちよくて、
快楽に溺れて、唇を離したくなくなっていた。
もっと、欲しい―――・・・。
本人には絶対言いませんけどねー・・・。
ていうか言いたくてもしゃべれませんけど。
「・・・・んっ・・・」
熱くて、甘い甘いキスに、溺れていく・・・。
「・・・・・・んぅ・・・ッあ」
―ガチャ。
「おぉい、ベルとフラン。任務が・・・」
絶妙のタイミングでドアが音を立てて開くと、そこには目を丸くしているロン毛隊長がいた。
「「・・・・・げ」」
離れた唇から二人の声がハモったと同時に、隊長の怒声が響いた。
あなたとのキスは、
甘く、甘い
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