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grtn(ぐるさんの部屋)
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豚サイド
グルさん、また資料作成か。ホンマに大変そうやなぁ。
それなのに俺はのうのうと上がって来ちゃって大丈夫なん
かな…それはもちろん大切な人の側で作業ができるというとても恵まれてる環境やけど…
俺もグルさんに動画面白かったって言ってもらえるように編集頑張らな!
俺とグルさんは向かうように座っている。グルさん、考えてる時も真剣な時もやっぱりかっこええなぁ。なんか俺の恋人とかほんま考えられへんな…
なんて考えてグルさんに見とれていると、ふと、視線に気づいてこちらをちらっと見た。
それにびっくりした俺は思わず目を逸らしてしまった。
「…トントン、どした?」
どちらも集中していた静かな空間にぽつり、低く艶やかな声が響いた。
「ん、いやぁ、グルさんほんまかっこええなぁって見てただけやで…!」
俺は照れながらにししっと笑ってみせた。
グルさんは少し目を丸くして、深いため息を付いた。
「え?!ごめん俺そんななんかした?ごめん!」
グルさんは少し黙ったあと呟いた。
「いや、お前は世界一可愛い。ほんまに愛おしくてどうにかなって仕舞いそうなくらい大好きやなっていま実感しただけや。」
「………へ」
ぶわぁぁあぁああ
俺はどんどん顔が赤くなるのを感じ、あまりの恥ずかしさから思わず自分のパソコンで顔を隠した。
その間もグルさんは俺の様子を伺うようにニヤニヤしている。なんなんそれ、なんなんそれ。ほんまに反則やって。
「トントン」
「はい……」
「もうこんな時間だ…もちろん泊まっていくよな?」
こんな時間って言うてもまだ10時やで????え??
「でも今日新企画のことと編集の相談するって言うたから来たんやん…」
「……………」
無言の圧力かよ………そんなん、はい泊まっていきますしかないやん…なんなんもうほんま…
「……ま、まぁ、家に帰っても何もないしな…」
「ふふっ…じゃあもう少し頑張るか。トントンももう少し頑張るんだぞ。もちろん夜もずっとな。」
「さ、最後のは…………」
「さぁ?なんなんやろなぁ。」
「ほんま悪い笑いすんなあんた…」
グルさんは不敵な笑みを浮かべて、パソコンの画面に目を落とした。
俺も編集進めるか………なんて無理に決まってるやん…グルさんの言葉とこれから起きる事()で頭がいっぱいや……………
終わり
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