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文化祭
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「ま…しろ…」
名前を呼んだ僕の声が、静かな部屋で響いて。
恥ずかしいのに目が逸らせない。
頬が熱くなるのを感じた。
「雛さん、赤い」
そっと、目尻に口付けが落とされた。
ずるい、じゃん。
そんな綺麗な瞳で見詰められて、逃げ場がない中で、そんな甘い声…甘い表情…するなんて。
…もう限界です。
全体的に甘い真雪に、くらくらしてきた。
今日の真雪は頭にも、心臓にも悪い。
「むり、真雪、溶ける」
だから離れて。
服を握り必死に訴える僕を柔らかな笑顔で見詰める。
段々と視界が潤んできた。
「今日、シてもいいですか?」
早く解放されたくて、僕は頷いた。
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