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放課後 下駄箱前
大和「だァー暇だー」
クロ「そんなに暇なら部活くればいいだろ」
大和「行くかよバーカバーカ」
夜久「なんだ?大和と黒尾また言い合いしてんのか?」
大和「よー衛輔。してねーよ?ただこの馬鹿がまーた部活に来いって」
夜久「黒尾まだ諦めてなかったのか」
クロ「あのね!そう簡単に諦められないでしょ!こいつがいれば!俺たち全国優勝だって夢じゃないんだぞ!」
大和「だから、それは怪我をしてなかったら!だろ。してドクターストップかかってんだからノーカンだろ」
夜久「確かに、大和に部活に顔出してもらえれば俺も嬉しいけどさ。嫌々連れてっても空気悪くなるだけじゃないか?」
大和「!さすが衛輔!いいこと言った!そうだよクロ。場の空気悪くなるぜ?」
クロ「いいや、ならないね。俺にはその確信がある!」
大和「なんだよその根拠のない確信は」
研磨「みんな何してるの?」
大和「よー研磨。お疲れー」
夜久「また、黒尾が大和を部活に誘ってんだよ」
研磨「また?クロも懲りないね」
クロ「研磨までそんな事言うのかよ」
研磨「だいたいさ。大和が部活に来たくない理由知ってるんだから、無理に誘うのよくないよ。俺も出来れば着てほしいけど」
大和「俺が行っても仕方ないでしょ。一足先に俺は引退したの」
クロ「そういってるのは大和だけだけどなー。言っておくけど、誰も認めてねーぜ?」
夜久「まぁ、それは黒尾の言うとおりだな」
研磨「うん」
大和「おいおい。さっきまでお前ら味方だったじゃねーかよ」
夜久「別に味方してたわけじゃないだろ」
研磨「うん。大和が来たくないなら仕方がないって話なだけだから」
クロ「そう言うことだ大和。お前はまだ、俺たち音駒排球部のメンバーってわけだ」
大和「…いい加減にしろよ。俺はもう、バレーは…バレーボールは出来ないんだよ」
夜久「あ!おい!大和!」
クロ「夜久、行かせてやれ」
研磨「ちょっとイジメすぎたかな」
クロ「けどよー。あれくらい言わないと大和が動くとは思えん」
研磨「うん、大和。昔から頑固だからね」
夜久「おい、何の話だよ」
研磨「大和をマネに懐柔しよう作戦」
クロ「高校バレーに未練たらたらのまま引退させるわけにいかないだろ」
研磨「怪我の原因に俺も関わってるから」
夜久「そう言うことは早く言えよ。知らない間に俺も一枚かまされたって事か」
クロ「そう言うこと~ごめんねー夜久。けど俺たちは、大和には復活してほしいんだ」
夜久「それは俺も同じ気持ちだけどよ。こんなんで復活すんのか?」
研磨「五分五分かな。上手くいかなかったら俺もクロももう大和に口きいて貰えないかも」
クロ「うわぁー。それだけはマジで避けたい」
夜久「なんかお前ら大博打打ってるんだな」
研磨・クロ「…うん」
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