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恥ずかしさのあまりに凄い勢いで食べる空葉に孝輔が言う。
孝輔『ゆっくり食べねぇと喉に詰まr『ごほっ、ごほ!!!!!』…言わんこっちゃねぇ。』
噎せるとか更に恥ずかしすぎて、穴があったら入りたい。
咳き込む僕の背中を貴大がさすってくれた。
空葉『ふぅ……』
孝輔『平気か?』
空葉『はい…』
そんな光景を貴大は嫌な顔で見ていた。
空葉『…たっちゃん、どうしたの?』
貴大『俺、帰った方がいい?すごい邪魔だし。』
空葉『かっ、帰らないで?!邪魔じゃないから!』
孝輔『…。』
空葉の必死さにどうしてか面白くない孝輔。
それに気づいている貴大は気の毒だ。
孝輔『飯、口に合わなかったか? 』
大人な孝輔は貴大に普通に返す。
貴大『いや、すごく美味しい。』
孝輔『そうか?少し席を外す。』
そう言ってトイレの方へ向かっていった孝輔を確認してから貴大は空葉に言った。
貴大『空葉さ、好きなんだろ?孝輔さんのこと。』
空葉『っ…。』
貴大『好きなら好きって態度に出さなきゃ、相手を傷付けるぞ。』
傷付ける…
空葉『そんなつもりは…』
貴大『なくても、もう少し全力で素直になれ。』
僕、そんなに失礼だったのかな…。
激しく落ち込んだ後、孝輔さんは戻ってきた。
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