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孝輔side
仕事最中、書類の確認をしていると空葉のことを思い出していた。
俺も大人気ない、あいつが素直じゃないって分かっていてもカチンと来る時がある。
その時につい冷たくあたると悲しそうな辛そうな顔をするんだ。
昨日の最後なんて謝ってきて。
なんというか必死で可愛かった。
そんなことを考えていると、声がかけられる。
稜『やぁ、おはよう。』
孝輔『あ、おはようございます。』
稜『えらいご機嫌だね、なにかいい事あった?』
にやにやしながら聞いてくるあたり、腹黒い。
孝輔『まぁまぁです。昨日は空葉くんを連れ出してすみません。』
稜『逆に感謝しているよ、帰ってきたら嬉しそうな顔してたから。』
嬉しそうな顔してたのかよ、あいつ。
くそ可愛い…
孝輔『それなら良かったです、またお誘いさせてもらいますね。』
稜『沢山構ってあげてね、泊まりに来ても全然いいし。』
孝輔『はい、ありがとうございます。』
それからは少し話してから仕事に戻った。
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