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焦ってるのが伝わったらだめだっ…何か言わないと!!!!!
貴大『やましいことなんてねぇしっ…』
気になってるとか言えるわけないだろ!!!
内心冷や汗ダラダラな貴大を見て面白そうに笑った。
担任『焦りすぎな。まぁあんまり逃げんなよ?
あんな必死に逃げられると、何故か追いかけたくなっちまうから。』
そんな怖い言葉を放ち、貴大の頭をわしゃっと撫でてから教室を出ていった。
追いかけたくなっちまうって何?!
怖すぎんだろ…
解放されて脱力していると、クラスメイトが楽しげに話し出す。
『本当に先生って柳君のこと大好きだよねぇ。』
『わかるっ!人一倍優しい顔して話してるもんね。』
何訳の分からないことを…
別に俺だけじゃなくて皆同じだろ。
頭を振って聞いた内容を忘れようとしたが、自分の頭からは何も忘れることは不可能であった。
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