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二人で手を繋いで、十分休みに教室へ戻る。
僕達を見たクラスメイトはいつもの事だと気にしていなかった。
が…
どうやら担任は違うようだ。
僕の顔を見ると顔歪めて、俯いた。
それを見ていた貴大は勘違いしたらしく。
ポロッと口から言葉がこぼれる。
貴大『先生って、空葉のこと好きだったんだ…。』
空葉『なんでっ?!!』
鈍感すぎにも程があるっ…
先生なんとかしてよね!!!!
そう思って担任を見ると固まっていた。
担任『なんでそうなる…ぁ、ちょっ柳!!!』
貴大『っ、…』
貴大は走って教室から出ていってしまった。
でもあくまで相手は先生。
追いかけて授業放棄する訳には行かない。
空葉『先生、ここは僕に任せて授業しててください。』
先生『頼んだ。』
僕は直ぐに貴大を追いかけた。
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