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急いで帰ると家の前で立つ義理の兄。
何やってるんだこの人…
僕は息切れしながらも言葉を紡いだ。
孝輔『遅せぇぞ。』
空葉『はぁっ、はぁ…なんで、ここに!』
若干キレ気味に言うも涼しい顔で返される。
孝輔『そんなの何となくだ。』
思わずため息を吐いた。
空葉『…疲れてるんじゃないですか。』
仕事終わりなのに真っ直ぐここに来るのはどうして?
貴大が気になったから…?
孝輔『疲れたから癒されに来たんだ、陵さんには許可取ってるから着いてこい。』
空葉『癒され…?え?許可?!』
混乱している中、突然腕を引かれて車に乗せられた。
空葉『ちょっ、車?!孝輔さ『いいから乗れ。』…はい。』
傍から見たら誘拐現場のようなその状況。
考える暇もなく車は走り出した。
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