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晴れて、義理弟からひねくれ恋人に昇格した訳なんだけど…。
孝輔『それで?何時までそうしてるんだ。』
そう問われるのも無理はない。
何せ今、僕は顔を手で覆ったまま動かないから。
空葉『僕の気が済むまで。』
すると不機嫌そうな声で返ってきた。
孝輔『俺の気が済まないんだけど?』
空葉『そんなの知らなッ…ぁ!!』
知らんぷりしようとするも、顔を覆う手をいとも簡単に剥がされてしまう。
恐らく今は林檎並みに真っ赤な顔が晒されているはずなのだが…
孝輔『ん、可愛い。』
僕の顔を見て満足気に頷いた。
空葉『へ……』
いま、可愛いって…
っ//////
何この人!!!こんな性格だったっけ?!
あまりの恥ずかしさと照れで、瞬時に剥がされた手を再度顔に戻した。
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