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夜も更けて2人でベッドに入ると、孝輔さんは僕の頬を撫でた。
孝輔『今日みたいに寂しい時は俺に連絡をくれ。
返信や帰りが遅い事もあるけど、傍に居ることも出来るから。』
本当に暖かかったし、孝輔さんのおかげで一人じゃなかった。
空葉『ありがとう。』
孝輔『そういえば稜さんに空葉の事を連絡しておいたから。明日は学校休みか?』
すっかりお父さんに連絡するの忘れてたから有難い。
そういう所が大人だよな。
空葉『もう土曜日か、休みだよ。』
今週は色々あって時間が経つのが早く感じる。
孝輔『それならゆっくり寝ろ、俺も明日は休みだから好きなだけ居るといい。』
空葉『明日も居れるの?!…でも折角のお休み邪魔したら行けないし…』
毎日仕事を遅くまでしているらしいし…
少し躊躇すると孝輔さんは体を起こした。
孝輔『俺の言い方が悪かったな。
俺休みだから癒しが欲しいんだよ、だから少しでもいいから居て欲しい。』
居て欲しいって…可愛い!!!!!!!
空葉『ふふ、僕も居たい。』
嬉しくて顔が綻ぶと孝輔さんもふっと頬を緩めた。
孝輔『そうか。』
また横になると僕を抱き寄せ、腕の中に収めて。
孝輔『おやすみ。』
空葉『ん、おやすみなさい…』
心地良さから徐々に瞼が落ちていったのだった。
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