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空葉『んん…あれ?』
どうやら、また寝てしまっていたらしい。
先程の抱き締めてくれていた暖かさがないことに気付き、バッ起き上がる。
空葉『こう、…はぁ…』
ひとりが嫌で思わず名前を呼びそうになったが、
ぐっと堪える。
こんな重たいの嫌だよな、普通。
自分が嫌になってベッドに倒れ込んだ。
すると寝室のドアが開いて、求めていた人が顔を出した。
孝輔『空葉、起きたか?』
空葉『ん、おはよう…』
顔を見ずに挨拶をすると孝輔さんは近寄ってきた。
孝輔『どうした。』
空葉『どうもしてないよ?ごめんね寝ちゃってた。』
ヘラっと笑ってみせると眉間に皺を寄せた孝輔さんは僕を抱き上げる。
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