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お昼休みになって、先生のところに行ってくると足早に居なくなった貴大。
完全に取られたなぁ…
なんて一人で中庭にいると、、
『わっ!!!!』
突然後ろから脅かされて悲鳴をあげそうになる。
空葉『ひっ!?!!!』
誰だろうと勢いよく振り向く。
『へへ、驚いた?』
空葉『…誰ですか?』
全く知らない人なんだけど…
瞬『俺は隣のクラスの瞬って言うんだ。
忠告…じゃねえし、注意?でもねぇな…。
話があって話しかけた。』
空葉『……?』
初対面なのに随分な挨拶だ。
忠告も注意もあまりよろしくない響きだし。
瞬『お前、気をつけた方がいいぞ。』
空葉『どうして?』
瞬『柳の過激なファンクラブがあるらしくて、裏でお前をよく思わない輩がいてな。』
空葉『…そういうのってどこで知るの?噂?』
瞬『いんや、俺風紀だから。』
空葉『そうなんだ。ずっと一緒に居るから僕がよく思われてないってこと?』
瞬『そういう事。今は先生に夢中でお前から離れてるらしいじゃん?だからちょうど危ないかなって。』
明るい口調でヘラヘラとそんな事言われても、怖いと思えないのだけれど。
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