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その日はそれ以上何も起きなくて、いつも通り貴大と下校する。
貴大『どうした、考え込んで。』
どうやら難しい顔をしていたらしい。
空葉『え、ううん。何でもないよ。』
別に大したことじゃないし、付き合いたてである貴大達の邪魔をしたくは無い。
貴大『そうか?』
空葉『そうそう、たっちゃんはどう?』
貴大『どうって?』
空葉『先生と上手くいってる?』
ぶわっと顔を赤くして俯くが、小さく頷いた。
貴大『ッ…うん。』
うわぁ可愛い。
空葉『可愛い…その顔先生に見せたら鼻血垂らしてると思う。』
貴大『みっ、見せないし!』
…こんな格好良くて可愛い貴大の傍に、僕みたいなのが居たら怒るか。
と考えていたら、またぼーっとしていたらしく。
貴大『本当にどうしたんだよ。』
ナチュラルに顔をあげさせられ、聞かれた。
空葉『いや、たっちゃんモテるなぁって。』
こういう行動とか周りから見てるだけでも惚れるんだろう。
そう思ったら改めてモテるなぁって感じた。
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