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瞬『で?話してもらおうか。』
…忘れていた、どうしても言わせようとしていることを。
空葉『帰ろうと思ってロッカー開けたらあんなものが入ってただけ。…自分で見てこれば。』
そう言って顔を背ける。
瞬『見てもいいのか?』
空葉『僕の口から言うよりいい。』
生意気言ってるのに僕の顔を見てニカッと笑った。
瞬『っし、分かった。先生、こいつを見てて。
すぐ戻ってくるから。』
保健医『あいよー。』
瞬『少し待っててな。』
瞬は直ぐに空葉の頭を撫でてロッカーに向かう。
なんでこの人はこうもスキンシップが激しいんだ…
保健医『君恋人いるの?』
唐突に聞かれて驚くが静かに頷く。
保健医『道理で今沢に靡かない訳だ。』
まぁあんな頭撫でられたり笑いかけられたり、軽く姫抱きされれば皆落ちるんだろうな。
空葉『瞬ってスキンシップ激しいですよね。』
保健医『うーん、まぁそうなんだけど。
君の場合今沢が狙ってるからね。』
空葉『狙ってるって、僕なんか気に障ることしたっけ…。』
保健医『いや、そうじゃなくて…口説かれてるよ。』
空葉『っくど……は?ないですよ。』
さすがにないだろ。
すぐ否定すると保健医は苦笑いした。
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